これの続き……
歯医者に行くついでに、家から自転車で10分くらいの場所にある施設へと、2年半近くぶりに行ってみましたよ。

リンク先記事の最後でも書いたとおり、普段は学習・展示施設である龍Q館だけが入場可能になっていて、地下にある調圧水槽に入るには予約とか手続きとかが必要なのですが……
今日は自由見学会ということで、小学1年生以上であれば入れたわけです。

で、いきなり話がずれますが……
今年の10月に始まったTVアニメの中に「喰霊-零-」という作品があります。
これの第1話の後半に、まさにこの首都圏外郭放水路が舞台として使われていまして、龍Q館周辺の駐車場や地下の調圧水槽が描かれているという。
特に調圧水槽では第1話のクライマックスとなるバトルが繰り広げられ、そのあとが……

えーっと、これについては第1話……ひいては、このTVシリーズ自体の最初の肝となる箇所ではあるので……
興味がある方は「喰霊-零-」「釣り」くらいの単語で検索してみてください(汗)
放送開始から1ヶ月半後くらいである現在の展開としては、非常にバランスのよく取れた上質の百合アニメといった趣ですな。

作中に施設を登場させるにあたっては、ちゃんとロケハンが行われたようで、公式サイトにもそのレポートが掲載されています。
その光景の特異性から相変わらず様々なロケに使われまくっているこの施設(特に地下の調圧水槽)ですが……首都圏外郭放水路という施設本来の姿で描かれ、作中の仕掛けとして利用されたのは、「喰霊-零-」が初めてなのではないかと。
 

戻りまして、今日、実際に行ってみた話……

なんか、それなりに知れ渡ってはいるようで……現場に着いたあとは地下へと続く階段を降りるための列に15分ほど並ぶことに。
降りた先にある空間は、さすがの威容でした。

首都圏外郭放水路01

つか、広い。
東京ビッグサイトでいえば、東館の1ホールくらいはあるのではないかと(笑)
天井までの距離も高いこと高いこと。
とはいえ確実にあるその天井を支えている巨大な柱の数々に、やはり圧倒されるなぁ。

空間の突き当たりまで行くと、周辺のいくつかの川から必要時(大水の時ですな)に水が流れ込んでくるトンネルが見えます。
さすがにこの先は行くことができなかったですけどね。

首都圏外郭放水路02

ふたたび階段を上がって外に出たあとは、グラウンドに模擬店とか出ていて、ちょっとした祭り状態となっていたので、もつ煮とかたこ焼きとかを食す。

そのあと学習・展示施設である龍Q館にも立ち寄ってみて、展示を眺め見てみると……
新たに追加されたロケ紹介のパネルに押し出される形で、以前来たときにあった水樹奈々「WILD EYES」PVのパネルは外されていました(汗)
最新の紹介パネルは特撮番組の「レスキューフォース」になるのかな……
「喰霊-零-」は、まだなかった(汗)

首都圏外郭放水路03

ザッと見た感じ、来場者は家族連れや年配の方々が多かったように思えます。
加えて……たぶん「喰霊-零-」がらみで"聖地巡礼"に来たんだろうなとおぼしき若者の集団も、いくつか見かけましたわ。