前回に引き続き、文化祭演劇「カルメン」編の後編……

ますます磨きのかかる群像劇。
でもって、なんですか、この緊迫感は(笑)
舞台裏から舞台の表にいたるまで、隙を見せたらサックリとやられかねない勢い。
しまいには、影絵とか大胆に使うし……
「よくある」といってしまえば、それまでだけど、ここはあえて、幾原演出の遺伝子か?といいたい(汗笑)

夜々とか中学生組とか、一部キャラたちの扱いが弱くなってしまったのは残念だけど、その分「カルメン」がらみの面々は……

みんながみんな、輝いているなぁ。 
特に地球温暖化の人と、後藤沙緒里の人……ある意味、非常に輝いている。
というか、しぶとすぎだ(笑)
スピカの生徒会長も、ここぞというときには、いい人に……というか、行動がまともに(汗笑)なるあたりが、これからもまだまだ話に絡んでくれそうな兆し。

あとは入魂の作画もあいまって千華留の艶やかさが際だっていたというのと……
やはり、なんだかんだで渚砂、玉青、静馬の三角関係に落とし込んでいく構成が巧みですな。
中原麻衣の"次第に上手くなっていく"演技には、素直に感心でした。