さて、いよいよ公開まで2週間を切った樋口真嗣 監督版「日本沈没」

なんか、2ちゃんねるの某スレッドで試写会行った組から思いっきりなネタバレを仕入れてしまってはいるのですが………
でもって、数週間前の週刊少年チャンピオンでの樋口監督インタビューで、そのネタバレが間違っていないと確信にいたってしまったわけですが(汗笑)

できあがったものを見ないことには始まらん、ということで初日に見に行く意気込みは変わらずですよ、と。
というか、平日開催でなければ試写会にも行きたかったくらいのもので。


で……公開にあわせて、そろそろ関係書籍も刊行されはじめてきました。

まずは、こちらでもネタにした筒井康隆「日本以外全部沈没」(角川文庫版)

以前、角川文庫にてこの短編が収録されていた短編集「農協月に行く」とは、別内容となっています。
とはいっても、「農協月に行く」自体は収録されているのが、ややこしいところですが(汗)

筒井康隆の短編をテーマごとに再編成して、今後も角川文庫で刊行していくらしく、その第1弾の「パニック短編集」という位置づけ。
「アフリカの爆弾」「日本列島七曲り」等の、かつての短編集タイトルクラスの作品も収録されていて、けっこうお得かも。

「日本以外全部沈没」については、先の記事でも書いたとおり、登場人物のほとんどが、いまや故人となっていることもあり(汗)、平石滋氏による登場人物解説が追加されています。
この解説がまた、いい具合に小ネタがちりばめられているんだ(笑)


次は、徳間書店から唐突に出た(主に)コミックアンソロジー本「日本ふるさと沈没
クリエイター(主に漫画家)を集めて、それぞれの故郷が沈む、というネタで短編を書いてもらうという趣旨らしく………
読んでて、けっこう無理があります(汗笑)

唐沢なをきの漫画は「犬ガンダム」とやってること同じだよなぁ(笑)
かと思ったら、米村孝一郎の漫画のように、「日本沈没」のサブエピソードしてそのまま成立しそうなものがあったりで。

まあ、無理矢理気味でありながらも、お祭り気分を楽しめればいい……ということですよね?(汗笑)

日本以外全部沈没―パニック短篇集

日本ふるさと沈没