今年の夏は、けっこうな数の映画を劇場まで見に行ってます。
MOVIXさいたまに一日中こもって、4本連続で見たこともあるし(汗笑)
 
で、そのうちの2本が福井晴敏・原作の「戦国自衛隊 1549」「亡国のイージス」
6月に見に行った 「ローレライ」も含めて、福井晴敏 映画3部作、完全制覇になります。
 
見に行く前の期待と、見たあとの感触を比較すると、、、
 
 
▼ローレライ
 
 ポリティカルフィクションを期待していったら、潜水艦映画だった
 
 
▼亡国のイージス
 
 ポリティカルフィクションを期待していったら、海洋アクション映画だった
 
 
▼戦国自衛隊 1549
 
 ヌルいSFを期待していったら、けっこう丁寧に作られたヌルいSFだった(笑)
 
 
てな具合で、満足度が一番高いのは「戦国自衛隊」だったり(爆)
 
 
とはいえ、あとの2本がダメだったかというと、そんなことはなくて、、
「ローレライ」は旧掲示板に書いた感想のとおりだし、昨日見に行った「亡国のイージス」については、、、
 
原作の方は「モーニング連載」のコミック版しか読んでいないのですが、、
映画の方はというと、おそらくは原作が持っているポリティカルとサスペンス方面の熱量が、だいぶ奪われているような気がする。
 
しかし、だからといって骨抜きになっているわけでもなく、映画ならではの新たな熱量が注がれていて、同じベースを持った別物として、いい具合に仕上がっているかと。
まあ、その熱量はといえば、真田広之や勝地涼の奮闘だったり、佐藤浩一の情熱だったり、寺尾聡や中井貴一の静かな狂気だったりします。
いい役者をそろえて的確に配置できたのが、勝因としては大きいんじゃないかな。
 
ストーリーの方はコミック版と比較しても大胆に刈り込んであることがありありとわかる、、、というか、コミック版で単行本として発売されている「いそかぜ」強奪にいたる時点までの細かい描写はほとんどすっ飛ばされているので(汗笑)、コミック版を読んでから映画を見に行くというのは全然アリだと思います。
 
海洋アクション映画としてかなり派手な画面作りをしているにもかかわらず、音楽と演技と語り口のおかげで、えらくシンミリと静謐な趣が維持されているのも日本映画らしくてよいです。